ガンに対する免疫の存在が1940年から1950年代にグロス、ホリーとプリンらによって確認されて以来、ガンの免疫療法の研究もかなりの進展を見せています。米国国立ガン研究所(National Cancer Institution)の研究者はガン患者の免疫細胞を取り出し免疫増強を行った後、再びその患者に戻して、いい治療効果を得たと報告しています。漢方生薬から分離した抗ガン多糖類による治療も免疫治療の一つとして行われていますが、依然として、副作用の強い放射線と化学療法が主流の座を占めています。免疫療法は体の免疫増強を図り、ガン細胞を殺しますが、正常細胞に対しては損傷を与えず、ガンの転移も防ぎ副作用がないのが特長です。しかし、広く使われるようになるには、まだまだ臨床ケースの積み重ねが必要なようです。